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ヒノキを育てよう の巻 [ダイアリー]

木工玩具作りを始めて、「木材」の事は詳しくなってきました。しかし、木材について学ぶに連れてどうしても知りたくなってきた事があります。

それは、生き物としての「木」です。

hinoki-nae-01.jpg

僕たちが最初に練習に使ってい木材はヒノキでした。ヒノキをひたすら切って磨いて穴を開けて、修行の日々を過ごしました。

そんな理由から、育てるのであれば思い入れのあるヒノキにしよう!という訳で、ヒノキの苗から育ててみようと考えました。

僕たちピノッキオの作品を販売させて頂いている、埼玉県 ときがわ町 建具会館(町営)の佐々木さんに相談させて頂いたら、町内の山の所有者さんから、まさに山で育っているヒノキの苗を譲って頂ける事に。

移し替えて枯れる事もあるかもと、念のために5本ほど譲って頂きました。

庭に植えて様子を見てみようと思います。

そして、譲って頂く際に、ヒノキの手入れ方法等をお聞きできました。ネット上には存在しないないような、貴重なお話しを沢山お聞きできました。さっそく収穫あり。ヒノキを育てようプロジェクトを始めてよかったと思いました。

高級材に育てるには?などなど、色々お聞き出来てなるほど~!と驚きの連発でした。

この事が、作品の品質に直接結びつくかは分かりませんが、身近なところで1本のヒノキと一緒に成長してみようと思います。

木曽ヒノキの樹齢300年程度の木材はたまに使用しますが、このヒノキが樹齢300年になるのは2310年代。どんな世の中になっているのでしょうか。

代々引き継いで数千年育てたら、法隆寺の改修に寄贈しようかな。なんてありえない夢をみたり。

こんな出来事があったのでこの場で報告させて頂きます。

このヒノキが生まれたのは4月7日という訳ではありませんが、入手したのはこの日であり、ピノッキのメンバー韮澤の末弟の誕生日と同じ日となりますので、覚えやすい日です。そして、8日の早朝にこのうちの2本をまずは植えてみました。

新入学の日であり、印象深い日になりました。


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