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板や柱にある 節~ふしって何!?それは・・・ [木材の話]

節(ふし)ってありますよね。知らない人はいないのではないでしょうか?板や柱にありますね。

そもそも節って何でしょう?実は意外に知られていないのです。

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この画像は上の画像の真裏です。節が突き抜けていますね。

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では次の画像の節を見ると、節とは何か分かり易いかもしれません。

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ジャジャーン。そうです。節とは枝(えだ)だった場所です。柾目で製材してもらったら、
節を正面ではなく真横から見られる形で現れたという訳です。ちょっと貴重!?な画像ですね。


基本的には節の少ない材木は値段が高くなります。例えば柱。見える場所に節がないほうが良いわけです。

成長している最中に、枝をどんどんと切り落としていけば、節が少ない材木が得られます。

材木屋さんに行くと、三面無節と焼印が押された材木が売られていたりして、するとそれは三面方向に節が無い。という意味なのですよ。

私達は玩具を作るので、節は無いに越したことはないですが、部品を切り出す際に避ければよいだけです。しかし高級な家を建てるときに、柱に節が無い材木を選んでいくのは大変ですね。

節とは枝の事。今日の授業はここまで!?

それでは。

※この記事の板は東濃ひのきです。


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タグ:節とは何か

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